食道がんについて

食道がんについて

食道はのどから胃までつながる25cm程度の消化管で胸の中にあります。周りには肺、気管、大動脈、心臓など重要な臓器で囲まれています。

食道癌の治療には内視鏡治療、手術療法、放射線療法、化学療法などの治療を総合して行う集学的治療が必要です。食道癌の進行度と個々の患者様の状態を考慮し、また治療に対する患者さんの意見も十分に考慮した上で消化器内科医、放射線科医、食道外科医が相談し、治療法を提案しています。治療前に癌がどこまで進んでいるか正確に診断するために当院では拡大内視鏡、超拡大内視鏡を用い細胞レベルまでの診断を行いより精密に手術前の進行度を検査しています。

具体的な食道癌の治療は、リンパ節や肺、肝臓などに転移が見られない早期癌に対して内視鏡で癌のある粘膜を切除することで治療します。外科治療(手術)は内視鏡で根治できない患者様で気管、大動脈、心臓などの食道の周りにある臓器に癌が浸潤していない場合、肺や肝臓などへ血液中に癌細胞が入り込んで転移を起こしていない場合に適応になります。

食道癌の手術は胸、腹、首の3カ所を同時に手術する消化器外科ではもっとも大きな手術のひとつです。手術後は1週間で食事をはじめ約3週間で退院になります。

手術時の癌の進行具合や、切除した標本を詳しく組織検査した上で手術後に抗癌剤治療や放射線治療を追加することもあります。これも患者様の状態やご意見を聞きながら納得して頂いた上で治療を進めていくことを心がけています。
また、食道アカラシア、食道裂孔ヘルニア、食道憩室などの良性疾患についても内視鏡手術を含め適宜ご相談にのります。

食道癌の手術数

18年 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度
22 28 19 16 13 24

 

受診に関するお問い合わせ TEL 049-228-3618 までご連絡ください。